姿勢や動作に関係なく痛む腰痛についてです。
腰痛の中には「腰をどう動かしても痛い」「安静にしていても常に痛い」「特定の姿勢をとると痛みが和らぐということがない」といったタイプもあります。
その1、腰の障害が複数発症している
例えば椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症の両方を発症しているようなケースなど。
その2、精神的ストレスや内科的疾患による腰痛
腰そのものに異常がなくても、不安やストレスなどの心の不調から腰痛が発症したり、内臓の病気が腰痛を引き起こす場合もあります。
姿勢や動作に関係なく痛み、腰痛以外の症状もあらわれることが多いといった特徴があります。
ストレスによる腰痛の特徴
・痛む箇所、痛み方、痛みの大きさが変わる
日によって痛む場所が移動することが多い。
一箇所だけではなく腰や背中など複数の部位が痛む傾向がある。
痛みが増したり、減ったりする。
・姿勢や動作に関係なく痛む
腰をどう動かしても痛む。どんな姿勢をしても楽にならない。
内臓の病気による腰痛の特徴
・安静にしていても痛む
夜寝ていても痛みで目が覚めたりする。
どんな姿勢をとっても痛みが楽にならない。
・腰痛以外に内科的症状がある
発熱、寒気、吐き気、おう吐、だるさ、血尿など
・一週間以上痛みが続き、全く軽くならず、徐々にひどくなっていく場合もある。
・食事に関連して痛みが変化することもある
空腹時や食後に痛む、油っぽいものを食べると痛む、食事中は和らぐなど