「ぎっくり腰」
魔女のひと突きとも言われています。
なぜぎっくり腰になってしまうのでしょうか?
その理由を極端に言えば腰椎が不安定だからです。
腰椎を安定させるためには腹横筋、多裂筋の強化が必要です。
この2大筋肉がバランスがとれていればいいのですが、春に暖かくなり、急にカラダを動かし始めると起きるのがぎっくり腰です。
そこで、ぎっくり腰を予防する運動についてです。
運動方法
横向き寝てもらい肩の真下に肘をついてカラダを支えます。
そこから、上の手は骨盤の上に軽く置きます。
おへその下側に力を入れるイメージでカラダをしっかり引き上げます。
骨盤がしっかりあがる位置まで上げてください。
この状態で30秒キープしてみてください。
それが出来るようなったら上側の足を少し上げてみて下さい。
更に負荷がかかります。
ポイントは下側のお腹です。しっかりカラダを引き上げて下さい。
目安として最初は15秒、次に30秒を2セット、最大で4セットをやってみて下さい。
期待できる効果について
1、腹横筋の働きが優位になると、内臓の働き、呼吸も改善する。
2、多裂筋、脊柱起立筋が優位になると脊柱の自由度が高くなる。
3、上記の筋力強化によって不安定な腰椎が安定することによって、肩周囲(肩甲骨)の動きも改善する。
腰椎は触って頂くと分かりますが、空洞です。
何もないから動きは自由ですが、安定性は悪いというリスクがあります。
体重が増えれば増えるほど腰椎にかかるリスクは増えていきます。