産後の骨盤矯正で、少しでも体型の崩れを治し、増加した体重を減らしたいと思いますよね。
実際に、妊娠、出産後のママの悩みの中でもっとも多いのが、産後太りや体型の崩れです。
産後のトラブルは、ただやみくもにダイエットや食事制限をしても、あまり意味はありません。
そこで、人気を集めているのが産後の骨盤矯正です。
多くの女性に支持され、いまや産後の取り組みとして、当たり前のように行なわれている産後の骨盤矯正ですが、こちらもただ安易に行なっては最大限の効果は引き出せません。
そこで、今回は、産後の骨盤矯正のタイミングや方法などを詳しく説明します。
【産後の骨盤矯正のタイミング】
産後の骨盤矯正のタイミングは、ずばり、産後2ヶ月から半年が勝負です。
なぜなら、分娩時に左右に開き大きく歪んでしまった骨盤は、産後3ヶ月から5ヶ月を目安に元通りの状態に戻るからです。
戻るなら、放っておいても問題はないんじゃないの?と思うかもしれませんが、それは違います。
「元通り」に戻るのではなく、歪んだ状態で縮まるので、以前の骨盤の形と比べると、すごくいびつな形になってしまうのです。
歪んだり、ずれた状態で硬くなると骨盤内部の生殖機能や内蔵を圧迫し、あらゆるトラブルの原因となってしまいます。
さらに、歪んだ状態の骨盤では、体のバランスを正常に保つ事が難しく特に下半身に脂肪がつきやすく、太りやすい、体重が減りにくい状態になります。
それを防ぐためにも骨盤が硬くなる前に、正常なカタチに戻してあげる必要があります。
そして、骨盤は、妊娠から出産後3ヶ月前後まで柔らかく、カタチが変えやすい状態に置かれているので、産後の骨盤矯正のタイミグは、この時期がまさに最適なんです。
【産後骨盤矯正の方法】
産後の骨盤矯正の方法は、色々とあります。
まず、もっともおススメなのが、プロの手による産後の骨盤矯正です。
産後骨盤矯正に対応する整体院、接骨院、美容整体やマッサージ院などがあります。
これらの施設には、産後のママの体を良く知り尽くした、プロの施術師が在籍し、多数の実績もあるので、安心して利用できます。
また薬や器具などを一切使用せず、丁寧なカウンセリングと手技による安心の施術方法なので、デリケートな産後の体でも気軽に通院できるというメリットがあります。
最近では、キッズスペースを設けたり、託児所や出張整体などのサービスを提供する整体院も増えていますので、育児中のママも都合よく利用できるでしょう。
プロの指導のもとで、体を動かしながら産後の骨盤矯正を行ないたい方には、ヨガやピラティスもおススメです。
ただし、帝王切開や産後の体の回復状況によっては、ハードな運動を行なうのが難しいケースもありますので、担当の医師に相談する事をおススメします。
そのほかにも、補正下着やインナー等を着用しながら産後の骨盤矯正を行なう方法もあります。
近年人気の骨盤ベルト、産褥ニッパー、サポーター、ガードルなども低価格で販売されており、育児や家事等に影響を及ぼすことなく利用できます。
ただし、これらのアイテムが、確実に産後の骨盤矯正効果が得られるとは、限りませんので、できれば、整体院等で受ける施術後のサポートアイテムとして利用するのがおススメです。
産後の骨盤矯正は、ダイエットだけでなく、二人目を計画的に妊娠したい方にとっても、とても重要です。
施術を受ける事が不安な方は、担当の医師に事前に相談したり、無料のカウンセリングで、納得いくまで相談するなど、安心して利用できるようにしてください。