こんにちは!
仙台市若林区手ごころ整体院です。
背骨の重要性について書いていきます。
なぜ背骨が重要なのかというと、背骨は人体の土台であり柱だからです。
背骨は首7個、胸12個、腰5個、仙骨1個、尾骨1個からなります。
それぞれの骨に脊髄神経や自律神経など、身体を支配するさまざまな神経が通っています。
ですから背骨が歪んだりすると、それらの神経の働きを妨げることになり、その結果、さまざまな症状が発生します。
自律神経は、人間が自身の意思で容易に調整することの出来ない部分を、いわば自動的に調節してくれる神経です。
恥ずかしい思いをして頬を赤らめたり、危ない思いをして冷や汗をかいたりするのは、この自律神経の働きによるものです。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、互いに反対の作用をしながら調節を行っています。
例えば、交感神経がはたらくと、心臓の鼓動が遅くなり、瞳孔が大きく開き、血管が収縮して狭くなり、胃腸の運動が弱くなります。
これと反対に、副交感神経がはたらくと、心臓の鼓動が遅くなり、瞳孔は小さく縮み、血管が拡張して広くなり、胃腸の運動が強くなるといった身体の反応が起こります。
こうした自律神経のはたらきは、人間の意思とは関係なく随時行われているので、健康に生きていくには自律神経が正常にはたらいていなければなりません。
自律神経の働きに障害が起こると、血管の太さや胃腸の働き、汗の分泌などの調整が出来なくなり、すべての細胞の新陳代謝に悪影響を及ぼしてしまいます。
このように人間の身体にきわめて重要な自律神経が、背骨から分布しているのです。