椅子に座る
日本人の足・腰・膝を鍛え身体を整えてきた座の文化が失われ、現代日本人はほとんど椅子に座っています。
座ると立っている時の1.4倍もの圧力が椎間板にかかります。
疲れてくると背中を丸め、仙骨を座面につけて座りがちでさらに大きい圧力が腰にかかります。
座骨を座面につけて仙骨を背もたれにつけて座りましょう。
座り方が悪いと背骨が曲がり、腰痛や肩コリになり内臓に負担をかけます。
1日中デスクワーク、すなわち、1日中椅子に座り続けている仕事の方も少なくないでしょう。
おそらく、骨盤を後方に傾け、背中を丸めて背もたれによりかかるように座っている方が多いと思います。
それは多くの方がなんとなくそれが楽なように思い込んでしまっているせいです。
しかし筋肉郡を引っ張り大きなダメージを与え、腰痛だけでなく体調不良の大きな原因となっているのです。
その姿勢だと長時間座り続けていると座面に接触している部分や腰が痛くなってくると思います。
その都度席を立ったりして紛らわせていると思いますが、ぜひ仙骨を立てて、姿勢良く座ってみて下さい。
はるかに長時間、不快なく座り続けられるはずです。
本当に楽な姿勢は背筋を伸ばし肩の力を抜いた姿勢だということを、ぜひ体感的に知ってみて下さい。