ふと何か思いついたときには、無理のない範囲ですぐに実行してみてください。
これは「ひらめき」というほど大げさなものではありません。
世界に貢献するような大きな発明をした学者も、きっかけは「ふとしたこと」が多いと聞きます。
本人の感覚としては「これまでの流れの中でふと思いついたことをためしにやってみた」というとても普通の誰にでもある感覚なのです。
分かれ道は、それを実際にやってみるかどうかです。
ためしに小さなことから実験してみてください。
ふと思いついた人に電話してみたら、あなたにとって「今電話してよかった」という思いをすることがあります。
ふと目にとまって気になった物を買っておいたら、すぐにそれが役立ったということがあります。
ふと思いつくということというのは、その時目の前にあることとは関係がないので、どうしてそれを思いついたのか理由がわかりません。
だから行動に移しにくいのですが、「今やっておくといい」という、あなたにとっての良いタイミングだからこそ知らせてくれているのです。
私たちは、ふと思いつくことを通して、未来に起こることの予知ができているのです。
誰にでも未来を予知する能力は備わっているのです。
流れの良い人はふと思ったことを行動に移すのがとても早いのです。
その中のどれかひとつから面白い展開やタイミングのいいことが起こり、それを繰り返しているので、どんどん流れが良くなるのです。